あるコインは1日に数十億枚、別のコインは数万枚しか取引されないことがあります。枚数だけなら前者が活発に見えますが、単価が違うと単純比較はできません。出来高、売買代金、流動性を分けると価格表が読みやすくなります。
似ていても違う三つの指標
- 出来高:一定期間に実際に売買された資産の数量です。まず表示単位を確認します。
- 売買代金:各取引の数量に約定価格を掛けて合計した金額です。
- 流動性:価格を大きく動かさず希望数量を取引できる度合いです。気配の間隔や残量も見る必要があります。
画面のvolumeは数量の場合も金額の場合もあります。コイン枚数なのか、KRW・USDなどの金額なのかを単位で確認しましょう。
同じコインが何度も取引されれば、その都度出来高に含まれます。売買代金が1兆ウォンでも、新しい資金1兆ウォンが流入したという意味ではありません。
直近24時間と今日の出来高も違う
直近24時間は現在から遡った数値、日足の出来高はその足の開始時刻からの集計です。取引所の基準時刻、現物か先物か、取引ペアの建値通貨が異なれば数字も変わります。
仮想のAコイン100万枚が平均10ウォンで取引されたなら、売買代金は約1,000万ウォンです。Bコイン1,000枚が平均10万ウォンなら、約1億ウォンです。枚数はAが多くても、金額はBのほうが大きくなります。
出来高の急増だけでは分からないこと
出来高は買いと売りが出会って成立した結果です。増えたからといって買い圧力が強い、今後上がるとは断定できません。急落、清算、イベントへの反応でも取引は増えます。
表示出来高が多くても、現在の板が薄いことはあります。取引所ごとに集計品質も異なります。取引前には最近の売買代金だけでなく、スプレッドや注文規模に応じた予想約定価格まで確認しましょう。金額と数量は単位を比較するための架空の例です。
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