DAOは、共通の目的を持つ人々がルールや投票などを通じて運営に参加する組織の形です。「分散型自律組織」という言葉は大げさに聞こえますが、提案がどう出され、誰が投票し、誰が実行するかを見ると理解しやすくなります。
提案から実行までの用語
- ガバナンス:意思決定と実行のためのルール・手続きです。
- 提案:予算の使用やルール変更などを議論するために提出する議題です。
- 定足数:投票を有効とするために必要な最低参加基準です。
- 委任:別の参加者に投票権の行使を任せることです。トークン所有権の移転とは区別します。
- トレジャリー:共同運営の資金を保管する場所です。
保有トークン量で投票の重みを決める組織もあれば、会員資格や別のルールを使う組織もあります。DAOという名前だけで、特定の投票方式が決まるわけではありません。
可決されればすぐ実行される?
DAOによって異なります。オンチェーン投票の結果をコントラクトで実行する仕組みも、コミュニティの意見を集めて複数の署名者が資金を執行する仕組みもあります。投票後に待機するタイムロックがある場合もあります。
そのため、結果だけでなく契約の変更権限、金庫の署名者、緊急停止権限も確認しましょう。画面上は賛成が多くても、実行する主体は別かもしれません。
参加前に見る四つの点
- 提案を出す条件と投票資格を確認します。
- 少数のアドレスが議決権の大半を持っていないか見ます。
- 予算の内訳と過去の提案が実際にどう執行されたかを読みます。
- コントラクト監査と事故時の対応手続きを確認します。
DAOトークンが、そのまま株式や配当権を意味するわけではありません。権利と責任はプロジェクトの条件や適用法によって変わる場合があります。参加することと投資利益への期待は分けて考えてください。
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