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Kaia の主要指標の読み方

Kaia Pulse では、対象範囲の異なる市場データとオンチェーンデータを同じ画面に表示します。数値を比べる前に、各指標が何を測り、いつのデータなのかを確認することが大切です。

1. 価格と時価総額は別の問いに答える指標です

価格は KAIA 1枚が市場で取引される値です。時価総額は一般に価格と循環供給量を掛けたもので、市場に出回る資産全体の評価規模を表します。単価が低いだけで割安とは判断できません。供給量が多ければ、低い単価でも時価総額は大きくなります。

ネットワーク概要では価格と時価総額をセットで確認しましょう。目標価格を試算するときも、その価格がもたらす想定時価総額まで見る必要があります。

2. 24時間取引高と DEX 取引高を分けて考えます

KAIA の24時間取引高は、複数市場で報告された現物取引の規模を示す市場指標です。一方、Kaia の DEX 取引高は Kaia ネットワーク上の分散型取引所で行われたスワップを対象にします。対象市場、集計方法、基準通貨が異なるため、単純に足したり同じものとして比べたりはできません。

トークンランキングの当日取引高もローリング24時間ではありません。Swapscanner では UTC 00:00 から積み上げるため、UTC の日付が変わった直後は小さく表示されます。同じ時間帯どうし、または数日間の流れで確認するのが適切です。

3. TVL は預入規模であり、安全性の評価ではありません

TVL(預かり資産総額)は DeFi プロトコルに預けられた資産の米ドル換算額です。Kaia の DeFi 活動を見る出発点になりますが、預入トークンの価格変動だけでも上下します。TVL の増加が利用者数や収益の増加、スマートコントラクトの安全性を保証するわけではありません。

提供元の分類や重複集計のルールにより、プロトコル別 TVL の合計とネットワーク全体の TVL が一致しないこともあります。取引高、サービスの種類、出金条件、監査情報も併せて確認してください。

4. Kaia トークンランキングは時価総額順ではありません

Kaia Pulse は Swapscanner 対応資産を、価格、1時間・24時間騰落率、当日取引高、DEX 流動性で並べ替えます。グローバルな時価総額ランキングとは目的が異なります。マルチチェーントークンは世界全体の時価総額が大きくても Kaia 上の流動性が小さい場合があり、その逆もあります。

流動性は、取引が価格に与える影響を考える手掛かりです。取引高が多くても流動性が薄ければ、大口取引のスリッページは大きくなり得ます。取引高と流動性を並べて見ましょう。

5. DEX 全体値と個別行の整合性を確認します

更新時刻や提供元の応答差により、チェーン全体の DEX 取引高と個別 DEX の合計が一時的に食い違うことがあります。個別行が全体値を不自然に上回る場合、Kaia Pulse は全体値を残し、検証できない個別取引高を非表示にすることがあります。空欄はゼロではなく、詳細値を確認中という意味です。

6. 最後にデータ状態と基準時刻を見ます

最新データは現在の提供元応答、一部データは一部に遅延があっても主要値が有効な状態、保存データは直近の確認済み値を一時表示する状態です。「最終更新」はサービスが取得した時刻、「データ基準」は提供元の数値が表す時刻です。

確認の順番
  1. データ状態と基準時刻を見る。
  2. 価格と時価総額をセットで見る。
  3. 市場の24時間取引高と DEX 取引高を分ける。
  4. トークンの取引高と流動性を比較する。
  5. 重要な判断の前に元データを確認する。

7. 単位と時刻をそろえて比較する

例えば流通量60億 KAIA に0.10 USD/KAIA を掛けると時価総額は6億 USD です。これは計算例であり、現在の KAIA の値ではありません。当日取引代金は UTC 0時からの累積で、24時間騰落率とは対象期間が異なります。原データの時刻がない項目では、取得時刻を公表時刻と解釈しないでください。

データ出典と関連ガイド